【第1便】2011年・年度末ランキング本予想座談会
記念すべき更新第一回は、2011年11月12日から13日にかけて行われた、「年度末ランキング本・着順予想座談会」のログを全文掲載したいと思います。
この座談会に参加してくれたのは、以下のサークルの面々です。
東京大学 :新月お茶の会
早稲田大学:ワセダミステリクラブ
京都大学 :京大推理小説研究会
同志社大学:同志社ミステリ研究会
立命館大学:立命館大推理小説研究会
サークルの投票内容とは関係なく、個人の立場から2011年のミステリについて忌憚なく語っていただきました。なお、この座談会で行っているのはあくまでも「着順予想」であり、個人的な好みとはかけ離れている場合もございます。ご了承ください。
また、この予想は「お楽しみ」であり、既存のランキングを否定するものではありません。
しかし、本人たちは大いに本気でやっておりますぜ!
【国内このミス編】
http://db.tt/WuevJrMH
【国内本ミス編】
http://db.tt/wCNTJ8yE
【翻訳ミステリ編】
http://db.tt/RSdzrHXr
さて、この座談会で決定した今年の着順予想を以下公開いたします。どうでしょう。当たっているかな?
≪このミス国内編≫
01:高野秀明『ジェノサイド』
02:米澤穂信『折れた竜骨』
03:佐々木譲『警官の条件』
04:皆川博子『開かせていただき光栄です』
05:樋口毅宏『民宿雪国』
06:大沢在昌『新宿鮫X 絆回廊』
07:東野圭吾『真夏の方程式』
08:京極夏彦『ルー=ガルーⅡ インクブス=スクブス』
09:貴志祐介『ダークゾーン』
10:北山猛邦『私たちが星座を盗んだ理由』
≪本ミス国内編≫
01:米澤穂信『折れた竜骨』
02:三津田信三『生霊の如き重るもの』
03:麻耶雄嵩『メルカトルかく語りき』
04:貴志祐介『鍵のかかった部屋』
05:笠井潔『吸血鬼の精神分析』
06:深木章子『鬼畜の家』
07:皆川博子『開かせていただき光栄です』
08:城平京『虚構推理』
09:東川篤哉『放課後はミステリーとともに』
10:長沢樹『消失グラデーション』
≪このミス海外編≫
01:フェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』
02:デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』
03:アンデシュ・ルースルンド,&ベリエ・ヘルストレム『死刑囚』
04:トム・ロブ・スミス『エージェント6』
05:ジェフリー・ディーヴァー『007 白紙委任状』
06:トム・フランクリン『ねじれた路、ねじれた文字』
07:ジェイムズ・エルロイ『アンダーワールドUSA』
08:ジャック・カーリイ『ブラッド・ブラザー』
09:ユッシ・エーズラ・オールセン『特捜部Q-檻の中の女-』
10:ジェデダイア・ベリー『探偵術マニュアル』
≪本ミス海外編≫
01:ジャック・カーリイ『ブラッド・ブラザー』
02:D・M・ディヴァイン『三本の緑の小壜』
03:ヘレン・マクロイ『暗い鏡の中に』
04:ジェフ・ニコルスン『装飾庭園殺人事件』
05:アン・クリーヴス『野兎を悼む春』
06:F・W・クロフツ『フレンチ警視最初の事件』
07:ジョーゼット・ヘイヤー『紳士と月夜の晒し台』
08:トマス・W・ハンシュー『四十面相クリークの事件簿』
09:ハル・ホワイト『ディーン牧師の事件簿』
10:ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』