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三門優祐のつれづれ社畜読書日記(悪化)

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Re-ClaM Vol.1 サンプル③『マーティン・エドワーズ氏への10の質問』

最近本がまったく読めていなくて日記も停滞気味ですが、取り急ぎ同人誌の方の状況をお知らせします。 11月25日の第27回文学フリマ東京にお越しいただいた方、ありがとうございました。おかげさまで、新刊のRe-ClaM Vol.1 および委託販売のROM s-002 とも、オ…

第27回文学フリマ東京 ミステリ評論島の脅威

第27回文学フリマ東京も明後日に迫る今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 2階キ-27にてお待ちする予定の「Re-ClaM編集部」ではございますが、なんというか「これもう全然売れないんじゃないか」というマタニティブルーに悩まされているのが現状で…

本を読んだら書く日記20181117|松本清張『花実のない森』

ついに本を買っていない日の日記を書く……と言いたいところだが、また買ってしまっている。自重したい。 土曜日と日曜日は朝一からの仕事で、しかも途中の休みも全然ないので、まったく本を読めなかった。唯一本を読んだのは土曜の朝一くらいだった。今日の本…

本を読んだら書く日記20181116|島田荘司『切り裂きジャック・百年の孤独』

昨日twitterなどでも書いた通り、「Re-ClaM Vol.1」の印刷が仕上がったので盛林堂書房に取りに行った。ほぼ同時に到着したという大阪圭吉『花嫁と仮髪』(いかに大阪圭吉が人気作家とは言え、商業ではとても出来ない領域を商業並の規模でやってるド偉い仕事……

Re-ClaM Vol.1 サンプル② [翻訳] Martin Edwards "Introduction"

deep-place.hatenablog.com 11/25の第27回文学フリマ東京で頒布予定の翻訳ミステリ評論誌「Re-ClaM Vol.1」について、第二回目の本文サンプル紹介を行いたいと思います。今回は、マーティン・エドワーズが『探偵小説の黄金時代』(2015)に続いて世に問うた…

本を読んだら書く日記20181114|マーティン・エドワーズ『探偵小説の黄金時代』途中

次第に「本を買ったら書く日記」になっているような…… 振替休日のため、朝からだらだらと過ごしてしまう。マーティン・エドワーズ『探偵小説の黄金時代』を読んでいたはずだが、うとうととして寝落ち。気が付くと12時という体たらく。早稲田の青空古本市に行…

本を読んだら書く日記20181112|戸川昌子『緋の堕胎』

特に日記に書くことがなくなりそうだったので、古本を買いに行った。 新橋のSL広場の古本市が初日だったので、終業後に参戦。18時に到着して、18時5分に雨に降られるトラブルはあったものの、古本屋さんたちの粘り強い対応で、なんとかチェックを続けること…

本を読んだら書く日記20181110|パット・マガー『不条理な殺人』

翻訳ミステリー大賞シンジケートの千葉読書会(課題本:キャロル・オコンネル『氷の天使』)に参加した……が、時をしばし巻き戻す。 起きたのは午前3時(え?)。到底朝とは言えない時間だが起きてしまったものはしょうがないので、(読書会の本も読まずに)…

Re-ClaM Vol.1 サンプル① [Review] Martin Edwards Gallows Court (2018)

11/25の第27回文学フリマ東京で頒布予定の「Re-ClaM Vol.1」について、今日から毎週金曜日にサンプルを掲出していきたいと思います。 第一回の今回は、エドワーズの作家としての実力についてまずみなさんに知ってもらいたいということで、最新作 Gallows Cou…

本を読んだら書く日記20181108|フリン・ベリー『レイチェルが死んでから』

そう毎日、猟奇の鉄人師父のような面白古本日記が書ける訳ではないのである。 体調不良につき定時で上がる。にも拘わらず、一応古本屋はチェックせずにいられない悲しきSAGA(丁度今ネトフリでBAKIのSAGA編やってますね、ノッブ熱演)。 ・フレドリック・ブ…

本を読んだら書く日記20181107|連城三紀彦『もうひとつの恋文』

本を読んだ日には日記を書くことにしようと思った。 今日は休みだったので、先日自宅の一部を整理(整頓はまだできてない)した時に出た本をブックオフに売りに行くことにした。120冊となると移動するだけでもなかなか骨である。先日「買取10%アップクーポン…

(第27回文学フリマ東京で)何が始まるんです? 第三次大戦だ。

前略 三門のTwitterをご覧の方はとっくにご存知かと思いますが、11/25(日)に実施される第27回文学フリマ東京に出展します。スペースは2階のキ-27、「Re-ClaM編集部」でお待ちしております。 さて、昨年11月の「アントニイ・バークリー書評集」完結以降約一…