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三門優祐のつれづれ社畜読書日記(悪化)

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【第7便】2011年12月新刊レビュー(翻訳編)

続いて翻訳小説編をば。 スコット・ウエスターフェルド『リヴァイアサン クジラと蒸気機関』(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) リヴァイアサン クジラと蒸気機関 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: スコット・ウエスターフェルド,小林美幸出版社/メーカー: 早川…

【第6便】2011年12月新刊レビュー(国内編)

おばんです。 こまめに更新をしたいけれども、夜の寒さに負けてついつい布団に潜ってしまう今日この頃です。2011年12月の新刊レビューをお送りします。今回は国内四本、翻訳六本となります。では国内からどうぞ。 上田早夕里『リリエンタールの末裔』(ハヤ…

【第5便】ゲスト投稿席(第一回・前半)

ドロシー・L・セイヤーズ『誰の死体?』再読に寄せて執筆:TSATOⅠ ドロシー・L・セイヤーズを評するのによく聞く言葉で「本国英国ではクリスティと並び称されている(ほどの)作家」というものがある。とはいえ彼女の作品は「本格ミステリ」という日本語で…

【第5便】ゲスト投稿席(第一回・後半)

Ⅱ. 『誰の死体?』はデビュー作ではあるものの、後の作品を思わせる要素が多く見られるのも特徴だ。セイヤーズの作風は一般的に前期と後期に分けられて考えられているが、デビュー作の時点ですでに、後期作で見られるようなDetective Storyそのものへの批判…

【第4便】「一人退屈な夜半には、酒を呷って本を読む」第一回:マイケル・スレイド 後編

全作品解題をやってもいいんですが、みるみるスペースが埋まるので一作だけキャッチーなのを選びます。髑髏島の惨劇 (文春文庫)作者: マイケルスレイド,Michael Slade,夏来健次出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/10メディア: 文庫 クリック: 18回この商…

【第4便】「一人退屈な夜半には、酒を呷って本を読む」第一回:マイケル・スレイド 前編

第一回:マイケル・スレイドを、読むな! 最近若い人と話をしていて、「翻訳ミステリって何から読んだらいいか分からない」という言葉を耳にする機会が多い。そういう人は真面目だなー、と思う。いや、自分がその辺にあった本を適当に読んでいっただけで、系…