深海通信 はてなブログ版

三門優祐のつれづれ社畜読書日記(悪化)

同人誌情報

[レビュー]ノエル・ヴァンドリー『逃げ出した死体』(同人出版、2013)

今月末に行われる第三十四回文学フリマ東京にて、「エニグマティカ」(テ-33)の中川潤氏(最近のお仕事は、白水uブックスから出たモーリス・ルヴェルの短編集『地獄の門』)がノエル・ヴァンドリー『獣の遠吠えの謎』(La Bête hurlante, 1934)を刊行され…

同人誌レビュー:『原子間諜 ―原子の城〔アトムスク〕―』

これから出るよその同人誌を勝手に宣伝します。 『原子間諜 —原子の城〔アトムスク〕—』著者:嘉密斉・史密斯(カーマイケル・スミス)翻訳:森井勝利刊行:綺想社価格:6,000円 本作は「人類補完機構」シリーズで知られるコードウェイナー・スミス(=ポー…

Re-ClaM 第5号の目次を公開いたします

来たる11月刊行予定のRe-ClaM第5号の目次が確定しましたので、ここに公開いたします。 ◆【特集】ロス・マクドナルドの新たな巡礼フェアプレイの向こう側 ~ The Far Side of Fair Play ~(法月綸太郎)ある夫婦の物語――ロス・マクドナルドとマーガレット・…

Re-ClaM 第4号 を予定通り刊行します

昨今のコロナ禍の影響で、GWのコミケや文フリがキャンセルになってしまいましたが、Re-ClaMは予定通り新刊の第4号を刊行いたします。今回はイベント頒布はなしで、書肆盛林堂での通販が初出です。通販開始は4/25(土)17:00予定。販売価格は1,200円(+送料…

【告知】別冊Re-ClaM Vol.2 刊行のお知らせ

昨年8月に刊行するや、好評のうちに即日完売した『死の隠れ鬼 J・T・ロジャース作品集』に続く「別冊Re-ClaM」の第二弾を、2020年4月、リリースいたします! フォルチュネ・デュ・ボアゴベ『乗合馬車の犯罪』 訳者:小林晋 ページ数:320 価格:2,500円(税…

Re-ClaM編集部BOOTHにて、バークリー書評集の通販を開始します

これまで、文学フリマ等イベントで頒布後、盛林堂書房様/書肆盛林堂様にて販売を委託しておりました「アントニイ・バークリー書評集」ですが、この度、Re-ClaM編集部のBOOTHにて販売を行うことに致しました(そのため、盛林堂書房様での委託は終了となりま…

第29回文学フリマ東京に出展します

最近イベントの出展情報しか書いていないのはさすがにまずいかな…… 閑話休題、今週末の11/24(日)、東京流通センターで行われる第29回文学フリマ東京に参加します。ブース番号はヌ-19です。また、今回の新刊はRe-ClaM 第3号「クラシックミステリ(再)入門…

第5回文学フリマ福岡に出展します

Re-ClaM編集部西へ。Re-ClaM史上初(というよりも三門史上初)、東京以外の文学フリマに参加いたします。10/20に福岡で実施される「第5回文学フリマ福岡」にて僕と握手!この度新刊として、Re-ClaM eX vol.1 をご用意しております。 Re-ClaM eX は、WEB Re-C…

別冊Re-ClaMとWEB Re-ClaMについて

別冊Re-ClaM 第1巻 『死の隠れ鬼』書影 明日7/27(土)、別冊Re-ClaM 第1巻『J・T・ロジャーズ作品集 死の隠れ鬼』が発売になります。盛林堂書房開店のタイミング(11時)から店頭販売を開始、また書肆盛林堂での通販の受付を始める見込みとのことです。 内…

別冊Re-ClaM 第1巻がいよいよ出ます

既に過去のエントリでお知らせしている通り、別冊Re-ClaM の第1巻を刊行します。 第1巻は『死の隠れ鬼 J・T・ロジャーズ作品集』と題し、『赤い右手』でつとに知られるJ・T・ロジャーズの中短編を紹介します。なお、原書房の「奇想天外の本棚」で刊行予定と…

第28回文学フリマ東京で君と握手!

文学フリマ告知の前に、最優先でお伝えすべきことがあるので、まずこちらから。今を去ること一週間ほど前に、「Re-ClaM」第1号の電子版をひっそりと刊行しました。以下のページから購入可能です。pixiv経由でboothから購入しなくてはいけないので少し手間が…

『図書室から死体が!(仮)』収録 クリスチアナ・ブランド「不吉なラム・パンチ」

文学フリマも近づく中、皆様いかがお過ごしであろうか。 三門は読むべきであったのに読まなかった原書と今更ながら格闘中。ようやく一冊読み終わったので、そのご報告ということでこの記事を書き始めた次第。 つい昨日まで読んでいたのが、こちら。 Bodies f…

別冊Re-ClaM Vol.1 企画裏話

8月に出る第1巻のあとがきにでも書けば良さそうな内容をここでぶっちゃけてしまおうというエントリです。 さて、三年ほど前からミステリの翻訳出したいと言い続けているが未だに達成できていない。そろそろなんかやるかな~と考えた矢先に評論の「Re-ClaM」…

【告知】Re-ClaM Vol.2と別冊Re-ClaMについて

去る日曜日に文学フリマ事務局より第二十八回文学フリマ東京の席番連絡があったので、こちらでも告知を行います。 ・5/6(月・祝)、東京流通センターにて行われる「第二十八回文学フリマ東京」に「Re-ClaM編集部」として出展します。スペースは「オ-29」で…