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三門優祐のつれづれ社畜読書日記(悪化)

【告知】Re-ClaM Vol.2と別冊Re-ClaMについて

去る日曜日に文学フリマ事務局より第二十八回文学フリマ東京の席番連絡があったので、こちらでも告知を行います。

・5/6(月・祝)、東京流通センターにて行われる「第二十八回文学フリマ東京」「Re-ClaM編集部」として出展します。スペースは「オ-29」です。

・新刊として「Re-ClaM Vol.2」を頒布します。特集テーマは「論創海外ミステリ」。前回は知る人ぞ知る作家/評論家でしたが、今回は大分敷居を下げてみました。(敷居が下がったとは言ってない)

・特集内容は以下の通り。具体的には来週末頃の校了を待ってお伝えしていきます。

-「論創海外ミステリ編集部ロングインタビュー」

約30000文字の超ロングインタビュー。叢書の創刊から現在、そして将来の構想までたっぷり語っていただきました。

-北原尚彦氏・鬼頭玲子氏「編者エッセイ」

ホームズアンソロジー/スタウト中編集を編纂されたお二人に、当時の思い出をエッセイとして書いていただきました。

-森英俊「論創海外ミステリ架空解説」

「もしこの作品が論創海外ミステリに収録されるとしたら」という仮定で書いていただいたエッセイ。作品はまだ内緒!

-「Re-ClaM編集部が選ぶ論創海外ミステリ20選」

第1巻から第100巻までの100冊から、20冊のおすすめ本を精選。それぞれ700文字程度のレビューを書きました。

-「翻訳者のため息~マージェリー・アリンガム『葬儀屋の次の仕事』」

盛林堂書房での販売時に付録としてつけられていた限定エッセイを復刻。翻訳の裏側を垣間見れる貴重な資料です。

 

また、特集外の寄稿ページも充実しています。

ROM誌で連載されていたQueen’s Quorum Quest」(林克郎氏)・「Letter from M.K.」(M.K.氏)・「海外ミステリ最新事情」(小林晋氏)を、Re-ClaMでも継続して書いていただけることになりました。さらに真田啓介氏古書山たかし氏藤元直樹氏によるエッセイ、また、本邦初紹介の仏作家シルヴァン・ローシュのミステリ・コントを中川潤氏の訳でお送りします。加えて、小林晋氏からいただいた原書レビュー5連発も掲載。今回お試しで書影カラーページもつけたら、なんと160ページ越えとなりました。やりすぎ!

頒布価格、また通販などの頒布方法といった情報についてはまた別途お知らせいたします。Re-ClaM Vol.2をお楽しみに。

 

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併せて、8月のコミックマーケット96で頒布未定の「別冊Re-ClaM Vol.1」についてお知らせいたします(予定は未定)。そのタイトルは『死の隠れ鬼 J・T・ロジャース作品集』です。

このミステリーがすごい!1998年版」海外部門2位となった『赤い右手』で知られるJ・T・ロジャースは、ミステリ・怪奇・航空・戦争など様々なテーマで1930年代・40年代にパルプ雑誌に数多の中短編を書きました。これらの中短編の一部は、リトルプレス Ramble House が出した二冊の作品集にまとめられています。今回はこの二冊のうち、2010年に刊行された Killing Time and Other Stories から三編(中編2、短編1)を選んで邦訳したものとなります。(著作権継承者より翻訳権・編集権の許諾取得済み)

熱帯の国の超高級ホテルで起こった謎めいた毒殺事件、勇敢な戦闘機乗りが空飛ぶ怪物と一騎打ち、そして闇に隠れ潜む恐るべき殺人者……『赤い右手』で作者が見せた、朦朧とさせられる熱っぽい文体と、その下に秘めたしたたかで冷徹なプロットの対比が冴える名品ぞろいです。詳細情報は、文学フリマ会場限定でお配りするペーパー初出、他ツイッターなどでお知らせしていきます。ぜひご期待ください。

 

アフリカの百万長者 (論創海外ミステリ)

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赤い右手 (創元推理文庫)

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