第27回文学フリマ東京 ミステリ評論島の脅威
第27回文学フリマ東京も明後日に迫る今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
2階キ-27にてお待ちする予定の「Re-ClaM編集部」ではございますが、なんというか「これもう全然売れないんじゃないか」というマタニティブルーに悩まされているのが現状でございます。なにしろ両隣は「花嫁と仮髪 大阪圭吉単行本未収録作品集1」という超絶キラーコンテンツを有する「書肆盛林堂」様と、「季刊 島田商事」の目次が明らかにされても何がやりたいのかよく分からないが、なんとなく売れそうな感じがする雰囲気ミステリ評論(はやってない)サークル「シマダ商事」様な訳で……
市場行ったけど何も買えてそうにないので、店の仕事放棄して、不貞腐れながら文フリ準備。
— 盛林堂書房 (@seirindou) November 23, 2018
で、当日ブースで掲示する大阪圭吉のPOPを作成。 pic.twitter.com/JIfZ2WocyN
全然わからない。俺たちは雰囲気でお品書きを作っている pic.twitter.com/QR5DYzA49I
— シマダ商事(文フリ東京 キ28) (@mitarai_vs_maki) November 23, 2018
「今回の文学フリマはミステリ評論島が熱い!」ともっぱらの評判ですが、実際チェックしてみると翻訳絡みだけでも既に二大巨頭が立ち上がっています。
平山歯科医院日記 : ヒラヤマ探偵文庫新刊予告 「インド帝国警察カラザース」 https://t.co/cZAUT8zlzC pic.twitter.com/Vn4uOC9H6k
— Y Hirayama 平山雄一@ヒラヤマ探偵文庫 (@ShosoinHirayama) November 18, 2018
ひえ~、1904年から05年にかけて雑誌に連載された「インドのホームズ」の短篇集が出るだって?!(もちろん本邦未紹介)ワッザ!
完成しました!
— 中川 潤/11.25文フリ東京キ-44 (@Nakagawa_Jun) November 20, 2018
『ルヴェル第一短篇集 地獄の門 完全版』
11月25日の文学フリマ東京にて初売りします。
東京流通センター第二展示場、2F、キ-44です。
どうぞよろしくお願いいたします!
#文学フリマ pic.twitter.com/VF9r6KypEO
モーリス・ルヴェルのオリジナル短編集が出るだって?!しかも「敢えて」田中早苗訳にテイストを近づけるように翻訳を調整しただって?!ワッザ!
各大学サークルさんも新刊を出すみたいだし、今回が初参加というサークル(いずれもワセダミステリ・クラブ出身だそうです)も二つ。(KSDは宣伝ツイートがない)
新刊は特集「映像と漫画」の『PHOENIX第141号』です。ミステリ、SFの映像や漫画作品のレビュー・評論を掲載しております。またクラブ員による評論、創作も掲載しております。(続)#bunfree pic.twitter.com/8zHtrCYGc1
— ワセダミステリ・クラブ (@wasemisu) November 20, 2018
【告知】風狂奇談倶楽部が11/25(日)の文学フリマ東京で頒布する新刊『風狂通信vol.5.5』の書影と目次をご紹介します。特集1はハナコやひょっこりはんを産んだ今一番熱いお笑いサークル『LUDO』、そこにかつて籍を置いていた白樺が各期の怪物を紹介します。https://t.co/5edFlQKXp6 pic.twitter.com/GLsoJfnhfj
— 風狂奇談倶楽部@文フリ東京キ-34 (@FukyoMurderClub) November 13, 2018
来週11/25【第二十七回文学フリマ東京】の告知をいたします。ワンダー文学クラブというサークル名で『カレイドスコオプ』というミステリの同人誌を出します。画像が表紙です。
— 鳳梨(文フリ東京キ29:ワンダー文学クラブ) (@PineDrop_wonder) November 16, 2018
カタログへのリンクはこちら→ https://t.co/0satJvi8OP
#bunfree pic.twitter.com/UYo9J9ra7K
こんばんは。文フリ東京まであと一週間となったので再度告知をさせていただきます。
— 不毛連盟@文フリ東京 キ―40 (@no_hair_league) November 18, 2018
不毛連盟は文フリ東京(ブース キー40)で『ボクラ・ネクラ』の創刊号を頒布します。値段は創刊号特別価格、第6の奇書にちなんで600円です。全116頁の大ボリューム!目次も公開いたします! pic.twitter.com/2dR7jZNDvN
ジャンルは「文芸批評」ですが、見逃せないのが「二松学舎大学山口ゼミナール」(キ-17)さん。目次の充実度は圧巻の一言ですが、ツイートにサークル位置を載せないのは商売気がなさすぎやしませんかね。
11月25日(日)の文学フリマに『解纜』特別号01で参加します。二松學舍大学の学生・院生によるミステリーの論考を集めました。小生の大西巨人関連の小文も収録しています。購入者には、東堂太郎のイラストの入った特製クリアファイルを進呈。立ち読み大歓迎ですので、ぜひお立ち寄りください。 pic.twitter.com/nF0YelwIgI
— 山口直孝 (@tadamonokyojin) November 20, 2018
今回の『新青年』研究会さんは増刊号ということで控えめ(来春が楽しみ)。
平山歯科医院日記 : 『新青年』趣味 別冊 "江戸川乱歩で行こう!" 発売予告 https://t.co/Da3uHidgxt pic.twitter.com/lIXhzW0gib
— Y Hirayama 平山雄一@ヒラヤマ探偵文庫 (@ShosoinHirayama) November 14, 2018
エディション・プヒプヒさんがキャンセルしてしまわれたのは大変残念。まあ、12月にレオ・ペルッツ『どこに転がってくの、林檎ちゃん』がちくま文庫で出ますから、そちらを楽しみにすることにしましょう。
他、「ウ」方面のミステリ創作島では大学サークル他が多数出店していますし、今回の文学フリマが大いに賑わうことは疑いなしでしょう。
これらの中で気に入った本があれば、ぜひ文学フリマに御参加下さい。そして、ついでに私の本も買っていってください。こちらの宣伝については、また明日。