深海通信 はてなブログ版

三門優祐のつれづれ社畜読書日記(悪化)

雑記

2022年に購入した洋書について(古書編)

新刊書に続いて古書編も。こちらは個々の本についてもう少し詳しく書いておく。 購入冊数:11冊 ・John Dollond A Gentleman Hangs 色々な意味で、今年最大の当たり。M・Kさんが『ある中毒患者の告白』で読みやすさ・総合点ともに高く評価しているにもかかわ…

2022年に購入した洋書について(新刊書編)

まとめを書いておかないとうっかり年を越すので早め早めに。 購入冊数:31冊(うち、実本は12冊) ・kindleで買ったもの(著者名順) Margot Bennett The Widow of Bath (kindle)Dorothy Bowers Fear for Miss Betony (kindle)Dorothy Bowers The Bells of O…

【古典探偵小説架空叢書】クラシックカルトコレクション 第Ⅱ期について

「エディション・プヒプヒ」の垂野創一郎さんがこのような面白い記事を書いていたので、乗っからせていただこう。 puhipuhi.hatenablog.com 以前、私はアントニイ・バークリー書評集第6巻の会場限定おまけとして「クラシックカルトコレクション第Ⅰ期 内容見…

「奇想天外の本棚」(国書刊行会)刊行予定情報まとめ(2022/9/18時点)

これまでもtwitterやfacebookにて度々「刊行予告」を出してきた編者氏が、先日「第一回配本間近なので、二期以降順不同で発表します。」ということで、大量の刊行予定情報をtwitterにて投稿された。 以下、現状国書刊行会HPにて「第一期」として発表されてい…

2020年洋書購入記録(年年歳歳編)

Re-ClaMとして活動するようになってから洋書の購入量が格段に増えている自覚はあるのですが、今年は結構買ったなと。そこで実際に何をどのくらい買ったか、まとめてみたいと思います。もしかすると、ここから色々な企画のネタを読み取れるかもしれません。 …

2018年翻訳ミステリ約ベスト10(今さら)

諸人もすなる年間ベスト10晒しなるものを我もしてみむとてするなり。 大まかに10日ほど遅れてするあたりに、時代とのずれを感じます。国内については碌に記録もしていないので、翻訳ミステリのみとなりました。お許しください。(期間は2017年11月から2018年…

Re-ClaM Vol.1 サンプル③『マーティン・エドワーズ氏への10の質問』

最近本がまったく読めていなくて日記も停滞気味ですが、取り急ぎ同人誌の方の状況をお知らせします。 11月25日の第27回文学フリマ東京にお越しいただいた方、ありがとうございました。おかげさまで、新刊のRe-ClaM Vol.1 および委託販売のROM s-002 とも、オ…

第27回文学フリマ東京 ミステリ評論島の脅威

第27回文学フリマ東京も明後日に迫る今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 2階キ-27にてお待ちする予定の「Re-ClaM編集部」ではございますが、なんというか「これもう全然売れないんじゃないか」というマタニティブルーに悩まされているのが現状で…

(第27回文学フリマ東京で)何が始まるんです? 第三次大戦だ。

前略 三門のTwitterをご覧の方はとっくにご存知かと思いますが、11/25(日)に実施される第27回文学フリマ東京に出展します。スペースは2階のキ-27、「Re-ClaM編集部」でお待ちしております。 さて、昨年11月の「アントニイ・バークリー書評集」完結以降約一…

ハヤカワノヴェルズ未文庫化作品を掘削する①(準備編)

前からボチボチ作っていた「ハヤカワノヴェルズ」全リストが完成した。と言っても、「翻訳作品集成」のページの抜け情報をwikipedia他で補填しただけで、実際の本に全て当たったとかそこまで気合の入ったものではない。完全に自分用リストである。 それによ…

購書読書日記(20180424)

最近ちょっと買いすぎなので記録してレコーディングダイエットする。 4/24(火):曇りのち雨のち曇り 休みなので昼から神保町へ。前日ポパイの増刊号を買い、完全にカレー脳になっていたはずだが、途中の電車で「汁なし担々麵喰いてえなあ」となり、九段下…

だらだら雑記20140628【マストリード100編】

kindleストア徘徊は未だに止まない今日この頃。ノワールの帝王、ジム・トンプスンのペーパーバックが八月に一斉復刊とかで、未訳の入手困難作品がついでにkindle化されないかなあ、とか祈っています。昨年末から「マストリード100」って奴が熱い。杉江松恋さ…

だらだら雑記20130828【kindleストア徘徊編】

ここもと、仕事の合間に amazonのkindleストアを徘徊している。 日本語の新刊書やコミックには目もくれずひたすら洋書の一覧を眺めているのだが、最近気づいたことがある。「kindleストアって、けっこうクラシックミステリを置いているんじゃないか?」 =「…

三門さんのだらだら雑記20120523

気が付いたら一カ月が経過していたとかよくあることである。ネタがない時はネタになることをしろ、ということで読めない洋書の文字だけ追ってみた。『居心地の悪い部屋』収録の二作品で、一気に注目が高まっているブライアン・エヴンソンの Altmann's Tongue…

三門さんのだらだら雑記20120423

ヒル原稿難航中。アリンガムは校正が難航中。 - いい加減どの号があるのか分からないミステリマガジンを一挙に整理。全部で150冊ほどあった。一番古いのが73年の6月号だが、ほとんどはここ10年程の刊行。多いんだか少ないんだかよく分からん。特に古本で買っ…

三門さんのだらだら雑記20120417

どうでもいい新刊書含め書籍を50冊ほど処分したら2000円になったので、古本屋に買い物に出かけることにした。金があれば本になる。これは避けがたく、仕方のないことである。本日は早稲田の丸三文庫へ。ひげ眼鏡で、比較的若い店長が一人でやってる割に新し…

三門さんのだらだら雑記20120416

まとまった書評を書こう書こうと思いながら、いまひとつ時間が取れない、という言い訳に走りたくなる日々。まとまらない駄文を流して更新に代えることにします。真面目な書評も進行中なので、それはもう少々お待ち下さい。 - 私は特に用もないのにブックオフ…